会長挨拶
私は、子育て世代は積極的にマイホームを購入すべきだと考えています。子育て世代からみて祖父母の世代は景気も良く、定年までひとつの企業で働き続ければ、老後の生活は保障されていました。多くの企業が退職金をきちんと支払い、老後の年金も潤沢に支払われていました。しかしバブル崩壊後、景気は悪くなりデフレ経済が続き、企業に余力はなくなってきています。少子高齢化は進み、今後年金の支給額が上がることはないでしょう。
このような状況下だからこそ、将来に備え今のうちにマイホームを購入し住居を確保しておく。子育て世代がマイホームを購入することが年齢的に最もベストなタイミングだと私は思っています。
今は15年前と違い、住宅ローンは自己資金なしでも利用できる時代です。住宅ローン利用者要件も緩和されています。特に子育て世代には、金利優遇策をはじめとした支援策が準備されています。国税庁からは住宅ローン控除をはじめいくつかの税優遇策が発表されています。住宅ローンを利用するにはまだまだ良いタイミングです。
住宅ローンの借入期間は一般的に35年が標準的です。定年は65歳が標準になるとしても、会社員であれば役職定年の現実があり、60歳以降は収入が大きくダウンする恐れがあります。住宅ローンの残債は60歳までに1,000万円以下にする必要があるでしょう。できれば繰上返済により60歳までに住宅ローンを完済する。それができれば住宅ローンの完済により精神的ストレスから解放され、また家は完全に自分のものになりますので、老後は安心して住み馴れた自分の家で過ごすことができます。
そうは言っても、「お金の不安」からマイホーム購入を躊躇されているお客さまも多いのではないでしょうか。そんなお客さまはぜひ我々ベストバンクにご相談ください。お客さまに合った最適な住宅ローンをご提案し、お金の不安を解決できるよう尽力いたします。どうぞ安心してご相談ください。
マイホームを購入する目的は「自分と家族の生活基盤を確保すること」そして「家族が幸せになること」。将来に渡りそれぞれの家族が、マイホームで幸せをひとつひとつ積み重ねていく。そのようなご家族を住宅ローン相談を通して精一杯支援し続けたいと思っています。
2024年5月に会社を息子へ事業継承しました。
今は、会社の第一線から退いた身ですが、これからは福井県の皆様のために少しでもお役に立てればと思い、今まで積み重ねてきた住宅ローン・不動産売買の知識と経験を活かし、住宅ローン相談を通してマイホーム購入支援を行っています。これからさらに住宅ローン相談事業を充実させ、SNSを使って住宅ローンの情報を多くの方にお届けしていきたいと考えています。
取締役会長 加治佐 康治