知ってほしい!豆知識
金利上昇リスクを負うのは、「金融機関?」それとも「お客さま?」
変動金利型住宅ローンと固定金利型住宅ローンの根本的な違いがこれです。
「どちらが金利上昇リスクを負担するのか。」
ずばり
変動金利型は、お客さま(借りる側)が金利上昇リスクを負担する商品です。
固定金利型は、金融機関(貸す側)が金利上昇リスクを負担する商品です。
変動金利型は、金融機関が金利を上下させることができる商品です。
金融機関は、「短期プライムレート+利ザヤ」を貸出金利として算出し、儲けを出しています。
貸出金利を決定するのは金融機関であり、お客さまは金融機関がその時々で決めた貸出金利で返済をしていくことになります。
一方、固定金利型は、金利が一切変わらない商品です。
金融機関が貸し出す金利は一定ですので、お客さまの金利上昇リスクはゼロ。
金融機関が金利変動リスクを負担することにより損をすることもあります。
ところで、この固定金利型住宅ローン。
代表例は【フラット35】ですが、金融機関では【フラット35】固定金利の説明に関しては消極的だと私たちは感じています。
金融機関の主力商品は、全国的には変動金利型、福井県内では固定金利期間選択型です。
なぜでしょうか?
それは、金融機関は金利上昇リスクを極力避けたいという思いがあるからです。
また、【フラット35】固定金利は住宅金融支援機構のプロパー商品であり、金融機関からすると儲けが少ない商品です。
そのため、儲けの多い、金融機関独自の変動金利型や固定金利期間選択型の住宅ローンが主力商品になっているのです。
もしかすると【フラット35】という商品があること、金利リスクゼロのメリットを知らされずに何千万円もの住宅ローンを組んだお客さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
金融機関は、どちらの金利タイプの住宅ローンがお客さまにとって有益なのか、それぞれの商品説明をしっかりとしてお客さま自ら判断できるようにお手伝いする必要があると思います。
だからこそ、【フラット35】固定金利のことも説明を受けたうえで、お客様ご自身の意思で選択してほしいとベストバンクは思っています。
もしも金利タイプの選択で迷ったら、ベストバンクの住宅ローン相談をぜひご利用ください(^^)
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